お客様のアートライフをご紹介
お気に入りの紅茶を入れて、何をするでもなくただ絵をみつめている[板橋区 Oさま]
Q1.絵画は何枚お持ちですか?
「きたのじゅんこ」さんの作品については、アートひろばさんから3点。それ以外に2点。の計5点。その他の作家さんでは、「笠井正博」さんのシルクスクリーン4点。
いつもご贔屓にしていただき、ありがとうございます。全部で9作品、絵に囲まれた生活を送っておられるわけですね。
Q2.それらの作品のどんなところを気に入っていますか?
星の竪琴
レジェンド・真珠の涙
どの作品も、心地よい音楽と同じで、穏やかな「癒し」の効果を持つところです。見つめていると、表層に著された色彩だけではなく、その時々で表情を変えながら、見る者を作品の持つ空間へと誘うような。現実という「時間」から隔てられた、別の次元に、穏やかに包み込まれるような錯覚を感じさせてくれるところに魅力を感じます。
たしかに、きたのじゅんこさんの作品にでてくる少女や少年、天使たちの目を見ていると、吸い込まれるような気がしますね。
Q3.きたのじゅんこさんの作品との出会いや思い出についてお聞かせください。
フィロソフィア
作品との初めての出会いは、2年ほど前、偶然仕事で宿泊したホテルのカフェにて。とても疲れていて、ぼーっと視線をさまよわせた先に「エンジェル」が飾ってありました。まっすぐに見つめる眼差しに、一目惚をしてしまいました。探していたのはこれだ…という運命の出会い?!のようでした。最近の作品ではなかったので、中々見つけられずにいたところ、とあるオークションでご縁があった方からお譲りいただきました。それ以来、アートひろばさんからも何点が貴重な作品をお譲りいただきコレクションが増えていくのがとても楽しみです。
偶然の出会い、そして一目ぼれ。本当に運命の出会いだと思います。
Q4.部屋に絵を飾るようになってからの、生活や気持ちの変化、家族や知人の反応についてお聞かせください。
LUNA
ANGEL
版画については、以前からいろいろと壁面を飾っていたのですが、きたのさんの作品を加えるようになってとっても部屋の雰囲気が穏やかになった様に思えます。家族や友人からも好評で、以前は私が出かけて行く事が多かったのですが、最近は作品を眺める目的も含めて、友人が部屋を訪れる事が増えるようになりました。私自身も慌しい日常の隙間でも、お気に入りの紅茶を入れて、何をするでもなくただ絵をみつめている…自分に対してのご褒美のような「贅沢な時間」をつくるようになりました。
O様のお部屋を訪れるお友だちの気持ちも良くわかります。写真で拝見するだけでも、その部屋のすばらしい雰囲気が伝わってきますから。
Q5.今では絵画はO様にとってなくてはならない存在になっていると思いますが、大切なお友だちに、絵画のよさを薦めるとしたらどのようにアピールしますか?
絵画というと人それぞれに、好きな方向性がはっきりとわかれてしまいがちなものですから「薦める」というのは、結構難しいものですね。私はプレゼントのメッセージカードの代わりに、自分のお気に入りのポストカードを添えてみるとか…きたのじゅんこさんの作品には、バースディブックのような小作品もあるので、利用しておりました。興味を持ってくれそうだったら、画集を貸したり、一緒に原画展に行くようになったり…最近では、CDにもなっていますので、とにかく色々と作品をみてもらうようにしています。好きな物の方向性が同じ友人ですと、いつのまにか部屋にフレーム入りのポストカードが飾ってあったりして…。押し付けるのではなくて、少しづつ…これからも友人を「きたのさんの色彩」に染めて行こうと思っています。好きな作品の話題が弾むようになると、とっても嬉しいものですね。
「押し付けるのではなく、少しづつ良さを知ってもらう」というのは、とても大切なことですね。アートひろばもその心がけを忘れず、絵画の良さを知ってもらい、お客様の立場にたったサービスを行っていきたいと思います。