お客様のアートライフをご紹介
リラックスできるなごみの空間[大阪市 石嶺さま]
Q1.作品は何枚お持ちですか?
所持しているのは(私個人の所有として)4枚です。Q2.作品のどんなところが気に入っていますか?
●リャド/ヴェニスの庭
大学でスペイン文学を専攻していたので、スペイン文化の講義でリャドについて学びました。それでリャドの絵にとても魅力を感じました。何度か版画展にも出かけましたが、とても高価ですので油彩のものはちょっと手が出ませんでした。あと大きすぎて家に飾る場所かないのでこの「ヴェニスの庭」は価格、大きさともに丁度私向きでした。いつかはカンピン嬢を手に入れたいです。写真のものはポストカードの拡大コピーです。
どうしてもほしかった作品を手に入れたときの感動は計り知れません。
「カンピン嬢」を入手する日が待ち遠しいですね。
天野喜孝/Bee
●天野喜孝/肖像・Bee
天野氏の絵は以前から好きでしたが、肖像を展示会で見て一目惚れしました。細かい描写と色づかい、飾ったときの雰囲気、全てクリアしていると思います。年代を感じさせないのでずっと飾り続けられます。Beeはタツノコ世代なもので、懐かしくて気に入ってます。「みなしごハッチ」ですよね。
そうですね。あと、「メルヘン」シリーズもそうですね。
●小林智美/花のうたを聞きながら
大好きなイラストレーターの作品です。まだ版画としての価値は低いかもしれませんが、繊細で美しいステキな絵です。
価値が低いというよりも、流通量が少ないので、価格がつきにくくなってしまいます。
Q3.作品を入手したときの気持ちをお聞かせください。
どの絵もその日はじーっと見つめてました。ふっと視界に入ったときに嬉しかったのを覚えています。
わかります。「宝物」ですからね。
Q4.作品はどこに飾っていますか?またその理由をお聞かせください。
天野/BEE
自分がいる時間の多い場所に。常に見ていたいから。リャドは父も大好きな画家なので仏間の入り口の鴨居のところに飾っています。家族全員が毎日必ず下をくぐります。
立ち止まる人がいて、渋滞したりはしませんか?(^.^)
Q5.部屋の雰囲気、家族、知人の反応等、生活の変化についてお聞かせください。
「絵を飾れる心のゆとり」を感じます。父も絵が好きなので二人で話す話題が出来ました。そして絵にホコリがかぶらないよう、掃除をマメにするようになりました。
「心のゆとり」や、「家族との会話」。大切だけどうっかりするとちゃんと行えていないことって多いですよね。そんな大切なものをもたらしてくれた上に思わぬ副産物、「掃除をマメにするようになった」までもたらしてくれたら、言うことナシですね。
Q6.あなたにとって絵画とは何でしょうか。
以前は自分を飾ることに(服やバッグ)夢中でしたが、今は家の中(自分の居場所)をリラックスできるなごみの空間にすることに魅力を感じるようになりました。狭くて物は多いけれど、「1枚の絵がある」ことで、その絵を眺めることで気分を落ち着かせることができるので不思議です。せかせかとした毎日の中での心のゆとり面で欠かせないアイテムです。
そうですね。今、リラックスできる時間は本当に貴重になってきていますね。 ご協力いただき誠にありがとうございました。