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額装の構造
額装は作品そのものを守るだけでなく、 色や質感によって作品や飾る部屋の印象ががらっと変わってきますから 額装について知る事はとても重要です。
まず、標準的な額装の構造はフレーム・アクリル・マット・中性紙・裏板で構成されています。
上記の図の中であまりピンとこないと思われるのが中性紙だと思います。 中性紙は作品と裏板の間に挿入する用紙で、中性マットと一緒に作品を挟み込むことにより、 作品と裏板を酸性を中和し、作品の保存性を高める効果があります。
また、シートやアクリルは季節によって1mm~2mm程度の伸縮が起こりますので、若干の余裕を持たせて 額装されています。
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